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油布良平アナウンサーの日記

Vol.9 油布良平アナの日記

2011年04月04日更新

「被災地取材」

 3月下旬、宮城県に1週間取材に行ってきました。
先日のTOSスーパーニュースでも2日間にわたり、現地の様子を報告させて頂きましたが
信じられない光景というか、あまりに街が破壊され過ぎていて、現実と受け入れるまで少し時間がかかりました。

被災地は1日で状況がどんどん変わっています。

昨日、避難所にいた人が不動産屋で新居を探していたり、
車やがれきが流れていて通行止めだった道路が通れるようになっていたり。
復興への強い思い、人の強さを感じました。

一方で、私は被災地に出向く前、非常に恐かった。

それは被災者の方に どう声をかければ良いのか分からなかったからです。
自分は取材しにいく。それは理解していても、ずっと迷っていた。それが正直な気持ちでした。

でも、そんな気持ちは初日にすぐに無くなりました。
初めて避難所に足を踏み入れ、被災者の人に挨拶をした時のことです。

私の腕の腕章に「テレビ大分」と書いているのを見て、
「わざわざ大分から来たの!?ありがとね」と声をかけて頂いたんです。

本当は自分が気遣わなくてはいけない立場なのに、
被災者の方に優しくしてもらった事に自分を情けなく思いました。
でも、それと同時に、あることに気付きました。

なんとも言葉では表現しにくいのですが、
自分にも出来ることがあると思えたんです。

それから1週間、クルーと共に様々な取材をしていきました。

自分達が現地で取材したことの全てが放送されたわけではありません。
視聴者の方々に全てを伝えられたわけではありません。

でも、自分が見て感じたことは心にずっと残っています。

自分が人として、出来ること、記者として、出来ること。

良く考えて、これからも実行していきたいと思います。

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