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伊方原発の事故を想定 原子力防災訓練

2017年11月14日 19:00更新
 愛媛県の伊方原発で重大事故が起きたという想定で避難者を大分県に受け入れる原子力防災訓練が14日、行われました。また先週、トラブルが発生した際に大分県への連絡が遅れたことについて広瀬知事は中村愛媛県知事に対し迅速な連絡を直接、依頼したということです。

 今回の訓練は愛媛県の伊方原発で地震のために放射能漏れの恐れが高まったという想定で行われました。大分県と愛媛県が合同で訓練を行うのは今回で4回目です。大分県庁ではまず、職員が愛媛県からの避難者を各市町村で受け入れられるかを確認しました。伊方原発で重大事故が発生し住民の避難が必要な場合、原発から西の地区に住む愛媛県民、最大およそ5000人を大分県が受け入れることになっています。今回は海上自衛隊の輸送艦で住民を別府港に避難させる訓練も行われました。この中で放射性物質の体への付着を調べるため県内では初めてゲート形の装置が使われました。38人を対象にしたスクリーニング検査はおよそ5分で終了しました。作業員による検査に比べかかる時間は5分の1以下だと言います。参加者は「(ゲート型の検査は)早くて良い。通るだけで分かるのなら簡単」「高齢者、障害者を対象にしてこういった訓練をどんどんすべき」

 一方、今回は伊方原発に近い佐賀関沖で操業している漁業者に対しても避難を呼びかけました。県漁協佐賀関支店では県から受けた情報を無線などを通じて各漁船に連絡することになっていて14日朝も操業中の85隻ほどに情報を伝えたということです。また、漁港では港に避難してきた漁師たちのスクリーニング検査も行われました。地元の漁師が参加してのこうした訓練は初めてです。漁師は「もし何かあった時に帰った時に検査ができる安心感があるのはいいと思う」

 一方、伊方原発を巡っては11月6日にトラブルが発生した際、大分県への連絡が愛媛県内の報道機関に公表された40分後と情報の連絡体制に課題を残しました。広瀬知事「愛媛県に情報が来たらすぐこちらに連絡をくれるという約束ではないかということで14日は(愛媛県)知事に申し上げた」甚大な被害が想定される原発の事故。県は今回の訓練を検証し防災態勢の改善を進めたいとしています。

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