
鳥羽天皇の保安四(1123)年に始まったと伝えられる五穀豊穣の予祝儀礼。上宮での祭祀終了後、宮司以下はひし形池の池畔に設けられた小さな水田の斎場へ向かい、御田植神事を斎行する。水守が斎田に水を注ぎ鍬を担いで斎田を三巡、その後に郷司が水守を従えて田を一巡し、神職による雅楽が奏でられる中、紺がすりの筒袖に、赤い腰巻と襷をかけ、花笠をかぶって田の神に扮した少女たちが、斎田を三巡しつつ早苗を斎田へ放つ。
住所
大分県宇佐市南宇佐2859
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