TOSについて
公益財団法人 TOSみどり森・守財団
- TOSみどり森・守財団設立趣旨
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近年、地球規模で季節はずれの大洪水や渇水さらに気温の上昇に伴う氷河の溶解など地球温暖化やオゾン層の破壊に伴う異常気象の現象がみられます。こうした中、1997年に地球温暖化防止京都会議 が開かれ、世界の各国が二酸化炭素の排出量削減など具体的な数値目 標を掲げ(議定書)、地球温暖化防止に取り組んでいます。
また、大分県をはじめ、全国の自治体では森林環境保全などのため森林環境税を導入または導入を検討するなどし、森林づくりに本格的に取り組んでいます。
森が海を育て、川の源となり人間の営みと大きく関わっていることに加えて自然の生態系への影響が大きいことから、後世の人たちに私たちが享受したすばらしい森林環境を残さなければなりません。 森を守り、育てるための県民への啓発や活動などへの助成や表彰そ して情報提供などの事業を行い、豊かな森林環境の実現を目指すことを目的に設立。
組織は、理事会、評議員会からなり、理事に7名、監事2名、評議員は、環境問題に造詣の深い団体の代表者など5名となっています。
理事長 池邉 強
- 事業内容
- (1)森林、河川、海を守り、育てる啓発のための諸行事
- (2)森林、河川、海を守り、育てる活動に対する助成
- (3)森林、河川、海を守り、育てる功績に対する表彰
- (4)森林、河川、海を守り、育てることに関する情報提供
- 設立年月日
- 2006年(平成18年)4月14日 設立
- 2012年(平成24年)4月 1日 公益財団法人移行
令和6年度「山と海の交流事業」助成
2024年08月05日更新
TOSみどり森・守財団では、森林、河川、海を守り育てる啓発のための活動の一環として、山間部の小学校と海岸部の小学校の子どもたちが交流し、自然を体験しながら環境を守ることの大切さを知ってもらう「山と海の交流事業」への助成を行っています。
平成18年(2006年)から毎年実施している「山と海の交流事業」は、今年で17回目の開催となりました。夏休みに入ってすぐの7月23日と24日、前 大分県みどりの少年団育成連絡協議会 泉一徳 会長のご尽力により、「中津市立三郷小学校」(中津市山国町) 5年生5名・6年生8名が、大分県立香々地青少年の家で交流体験活動を行いました。※学校行事と重なった関係で、例年参加している地元の真玉小学校は残念ながら不参加となりました。
入所式では、三郷小学校の児童の進行で同校・清水校長の挨拶があり、「山と海の交流事業」開会式が行われました。TOSみどり森・守財団の池邉強理事長からの「はげましの言葉」に加え、かつて自身がニュース取材で撮影したベッコウトンボの動画も紹介しました。続いて、災害に強い森づくりのための植樹用の苗木の贈呈、三郷小の活動内容の紹介がありました。
開会式後の「水の学習」の時間では、NPO法人 水辺に遊ぶ会 山守 巧 事務局長・会長が「野依新池とベッコウトンボ」と急きょ演題を変えて、日本でも稀な多様なトンボたちが生息している中津市の野依新池を紹介しました。
活動は、これら水の学習、森の学習、海岸の清掃活動と多岐にわたり、生き物のことや森づくりのことなどたくさん勉強し、自然の大切さをみんなで考えました。
様々な体験を通して自然の大切さを実感し夏休み最初の思い出作りができたのではないかと思います。
※一部写真提供 中津市立三郷小学校