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公益財団法人 TOSみどり森・守財団

第3回TOSみどり森・守環境大賞「九重の自然を守る会」を表彰

2012年06月06日更新


第3回TOSみどり森・守環境大賞の表彰式が平成24年6月6日テレビ大分本社で開かれ、「九重の自然を守る会」に賞状と賞金が贈られました。

 「九重の自然を守る会」は昭和36年の設立以来50年の長きにわたり、くじゅう山群の美化清掃活動や登山道の整備、ミヤマキリシマなどの高山植物の保護活動に取り組んで来られました。

 またタデ原湿原などの自然観察会を実施。この観察会は不定期を含めると年間70回から80回行われ、自然の素晴らしさ、大切さを多くの人に訴えて来られました。
 表彰式では、当財団の結城宣孝理事長が「九重は自然の宝庫です。50年の間にはご苦労も多かったでしょうが、あの素晴らしい自然を後世の人に残すようこれからも活動を頑張って下さい」と労をねぎらい、賞状と副賞の金一封を贈りました。

 これに対し、嶋田裕雄(しまだやすお)会長が「活動を支えて下さった皆さんに感謝します。これからも九重の自然を守り続けたい」と謝辞を述べました。

 このTOSみどり森・守環境大賞は県内で自然環境の保全や育成、各種研究に取り組み、著しい功績を上げられた方、また他の模範となるような活動を続けている個人、団体の功績を顕彰するもので、これまで1個人、3団体が受賞しています。

過去の受賞者(平成22年5月12日)

個人の部
田部 伊雄(たなべいさお) 氏(73歳)
46年の長きにわたり、水源林造成に携わり、きれいな水を後世に残すための活動を続けると伴に、県内各地で水源林保全の技術指導に尽力するなど環境保全に著しい功績を上げた。

団体の部
湯ノ見岳愛育会   代表 上野 誠(うえのまこと) 氏(68歳)
平成12年から夫婦で湯ノ見岳植樹地の下刈を始め、今では賛同者の参加も増え、湯ノ見岳ほか2ヶ所の森林の整備・育成に務めている。

過去の受賞者(平成23年5月11日)

団体の部
中津市立三郷(みさと)小学校みどりの少年団
代表者 藤本 裕一(ふじもとゆういち) 氏(51歳)

昭和55年にみどりの少年団を設立し、自然と親しみ、楽しむ体験活動を通して地下水と森林のつながりを学び、森林体験キャンプでは山国川の源流の水生生物調査を実施するなど環境問題を考える取り組みを積極的に行っている。

団体の部
NPO法人大分グリーンヘルパーの会
理事長 沓掛 勝(くつかけまさる) 氏(77歳)

平成15年任意の「森林ボランティア」団体を設立、平成19年にNPO法人となり、湯布院町水分の「ふれあいの森」、大分市野津原の「グリーンヘルパーの森」など森林の育成に取り組み自然環境の保全に功績があった。

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